旬魚酒肴(大将のブログ)

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 包丁と砥石を選ぶ

<<   作成日時 : 2008/06/18 11:54   >>

トラックバック 0 / コメント 4

画像
私達が使う包丁は、切れ味が悪くては話になりません。
購入する時は、一生ものと云う思いで、慎重に選ぶのですが、
握った時の感覚が意外と一番重要だったりします。

時々、包丁の選び方についてお客さまから聞かれることがありますが、
料理に興味のある方ほど、我々が使うプロ用を欲しがる傾向があるようです。

これは、ちょうどアマチュアのゴルファーがプロの使用クラブを欲しがるのに似ています。
勿論、ちゃんと使いこなす方もおりますが、
多くのゴルファーは使いこなせないでいるようです。

包丁にも同じ様な事が云えます。
私達が使う鋼刃の包丁は切れ味が良い反面、手入れがむずかしいのです。
錆び易く、刃もやわらかいので、常に研いでいないといけません。
一般の方は毎日使うわけではないので、いざ使おうと取り出す度に、錆びを取る作業からはじめなければなりません。実はこれが大変で、いつしか引き出しの中に仕舞われてしまうことが多いようです。

私がお勧めするのは ステンレス製の包丁です。
見た目の美しいもので、握った時、適当な重さが感じられるものがいいでしょう。
ステンレスは切れ味が悪いと思っているかもしれませんが、そうではありません。
ハガネより少し劣りますが、家庭では充分です。

では、なぜステンレス刃の包丁が切れないと思われているかと云うと・・
それは、錆びにくいからなのです。
錆びないから研がない。研がないから切れなくなる。の悪循環でますます切れなくなってしまいます。
そしてもっと悪いことに、実は研いでも、うまく研げないのです。
何故かと云うと、ステンレスは堅いので、ふつうの包丁を研ぐ砥石(中砥石)では無理なのです。
荒砥石は通常、刃こぼれを直す時に使いますが、ステンレス包丁にはこの荒砥石が最適です。いや、これでないと簡単には研げません。

したがって、ステンレス包丁には荒砥石を用意すれば完璧という訳です。
是非、家庭にある切れなくなったステンレスの包丁を荒砥石で研いでみて下さい。驚くほど切れるようになりますよ。
(写真の左の包丁はステンレス製です。使い勝手が良く重宝しています)

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
以前コメントで御邪魔した者です。

私は包丁を研ぐのが大好きです。

しゃ しゃ しゃ 心を研ぐように、しゃしゃしゃ。
タバスコ
2008/06/18 19:13
タバスコさんコメントありがとうございます。
”心を研ぐように”の表現が冴えていますね。
大将
2008/06/19 00:59
あの「芸術的薄さ」も、手入れのよい鋼刃の包丁による作品だったのですか。
minoc
2008/06/19 15:49
minocさんこんにちは
私には判りませんが、いくら切れ味の良い鋼刃をもってしても切れないでしょう。
調理の御仁はかなりの達人とお見受けします。
あと必要なのは気合いのみ。・・・でしょうか
大将
2008/06/19 16:15

コメントする help

ニックネーム
本 文